結論を先に書くと、自動車保険の任意保険は同居している家族間では保険の引き継ぎは可能ですが、別居している家族や子供に対して保険を譲渡したり引き継ぐことは、どの保険会社でもできません。
なぜなら保険の引き継ぎは「同居している家族に限定」されているからです。
自動車保険の等級が引き継げるのは配偶者と同居の親族のみと定められています。例外はありません。
別居している家族や子供に保険を譲渡する場合は、住所が同じである時に保険を譲渡して引き継ぎをしておけば問題ありません。
別居している家族に保険を譲渡や引き継ぎはできない
自動車保険(任意保険)はどの保険会社であっても別居している家族に保険の引き継ぎや譲渡はできません。同居している家族であれば保険を引き継ぐことができます。
同居であれば、ば家族、親戚の血縁だけでなく内縁関係の配偶者や配偶者と同居の親族も保険の引き継ぎが可能となっています。
ただし、別居の場合は、どれだけ血縁が濃い家族であっても保険の引き継ぎはできません。
別居の家族が運転する場合は「運転者限定なし」にする
別居の家族や子供が実家などに帰ってきて車を運転する場合は、運転者限定の内容を「運転者限定なし」にしておかないともしもの事故の時に補償されません。
「運転者限定なし」にしておけば別居、同居関係なく誰が運転していても事故の時は保険で補償されて保険金が支払われます。
運転者限定の範囲を「運転者限定なし」にすれば保険料は高くなりますが、「運転者限定なし」でも保険料を安くするには、運転者限定の内容に関わらず保険料が安い保険会社を無料の自動車保険の任意保険の一括見積サイトで探すことです。
最大20社の保険会社の保険料を1回の見積もり入力で調べることができるので無料でありながら保険料の安い保険会社を探すことができます。勧誘の電話などもなく完全無料で利用できるのでデメリットはありません。
一括見積もりの方法と手順は下記の記事でまとめていますので参考にしてみてください。
【保存版】自動車保険・任意保険の一括見積りの手順と方法の完全詳細
見積もり画面から個人情報と補償内容を入力すると15分程度で各保険会社から保険料の見積もり金額が回答されます。見積もりの時に運転者限定の範囲を「運転者限定なし」にすることを忘れないようにしてくださいね。
また、現在加入中の保険と全く同じ条件と補償内容で見積もってみると他の保険会社の保険料がいくらなのかもわかるので便利です。